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米国の選択

トランプ米大統領が2020年大統領選への立候補を正式に表明し、再選に向けた活動を本格化させた。選挙スローガンは前回から「米国を偉大なままに」と変わったが、訴えの中身は変わらないまま。分断した政治状況の中で、自身の支持層の共感のみを追求するスタイルを貫く構えだ。

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2020年大統領選 集計、政争の具に トランプ氏、時間稼ぎか

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票の集計が進む米東部ペンシルベニア州で開票作業にあたる職員=2020年11月4日、AP
票の集計が進む米東部ペンシルベニア州で開票作業にあたる職員=2020年11月4日、AP

 米大統領選は4日も開票が続き、民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)が当選に必要な過半数の選挙人獲得に迫る勢いを見せている。これに対し、共和党のドナルド・トランプ大統領(74)の陣営は開票を巡り提訴を連発。戦いを終えた後も、民主主義の根幹である投票そのものが政争の具にされ続ける異常事態となっている。【フィラデルフィア(米東部ペンシルベニア州)隅俊之、ワシントン高本耕太、中井正裕】

 「選挙が私たちの目の前で白昼堂々と盗まれようとしている」。郵便投票の開票が続く東部ペンシルベニア州の最大都市フィラデルフィアでは4日、法的措置により集計の阻止を目指すトランプ陣営に抗議する集会が開かれた。参加したバイデン支持者ら数百人は「COUNT EVERY VOTE(全ての票を数えよ)」などと声を上げた。

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