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学術会議任命拒否

日本学術会議が推薦した新会員候補6人を菅首相が任命しなかった。極めて異例の事態の背景や問題点を追います。

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野党「政治介入」、菅首相「意見交換」 学術会議の事前調整巡り予算委紛糾

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参院予算委員会で共産党の小池晃氏の質問に対する菅義偉首相(中央左)の答弁を巡って協議する与野党の理事ら。左端は発言を求め挙手する加藤勝信官房長官=国会内で2020年11月6日午後4時44分、竹内幹撮影
参院予算委員会で共産党の小池晃氏の質問に対する菅義偉首相(中央左)の答弁を巡って協議する与野党の理事ら。左端は発言を求め挙手する加藤勝信官房長官=国会内で2020年11月6日午後4時44分、竹内幹撮影

 6日の参院予算委員会は、日本学術会議の新会員候補の推薦に関し、政府との間で事前調整があったとの菅義偉首相の答弁を巡って紛糾し、度々中断した。野党は「露骨な政治介入だ」と反発し、どのような調整を行っていたかの説明を求めたが、首相は「任命に当たっての考え方を申し上げ、意見交換をした」と繰り返すばかりだった。

 首相は5日の同委で自民党議員に対し「以前は推薦名簿が提出される前に、さまざまな意見交換の中で内閣府の事務局などと(学術会議の)会長との間で一定の調整が行われていた」と答弁。安倍政権下で推薦前の調整があったことを認めた。さらに今回の任命拒否は「推薦前の調整が働かず、結果として任命に至らなかった者が生じた」と主張。任命の判断の基準は「事前調整が行われた場合と、今回とで変わらない」とも述べた。

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