連載

焦点

ニュースの背景を解説、検証、深掘りリポート。

連載一覧

焦点

「学術会議は閉鎖的」言葉がエスカレート 首相「口撃」に会員困惑 「既得権などない」

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷

 菅義偉首相が日本学術会議の会員候補6人の任命を拒否した問題を巡る国会論戦で、政府・自民党が学術会議の組織のあり方への批判を強めている。菅首相は予算委員会が始まった2日以降、「閉鎖的で既得権益のようになっている」と繰り返すようになった。一連の「口撃」内容を検証すると、こじつけや言いがかりのような主張も目立ち、会員らの間で「何の権益があるのか逆に聞きたい」と困惑が広がる。

 2日の衆院予算委。自民の大塚拓議員は、学術会議の会員が法・政治学分野に多いことをやり玉に挙げた。総務省の2019年度の統計「科学技術研究調査」では、国内の法・政治学の研究者は8177人、電気・通信は15万3942人いるとして「非常に偏った組織だ」と決めつけた。

この記事は有料記事です。

残り2792文字(全文3109文字)

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

ニュース特集