講談・神田松鯉×浪曲・玉川太福 異色の競演、福岡・嘉穂劇場で公開収録

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DVDのパッケージ撮影に臨む神田松鯉(左)と玉川太福
DVDのパッケージ撮影に臨む神田松鯉(左)と玉川太福

 <土曜カルチャー>

 講談界の人間国宝、神田松鯉(しょうり)と、日常を描いた新作などで注目を集める浪曲界の風雲児、玉川太福(だいふく)の公開収録が10月末、福岡県で開かれた。約90年の歴史を誇る同県飯塚市の芝居小屋「嘉穂劇場」(国登録有形文化財)で、緊急事態特別支援の「夢舞台プロジェクト」を利用し、異色の競演が実現した。舞台はDVD化し、年内に発売予定だ。

 企画したのは個人で地域寄席「嘴広(はしびろ)企画」を主宰する野中幸(みゆき)さん(北九州市)。これまでも趣味で浪曲や落語などの演芸会を主催してきた。一方、プロジェクトは、コロナ禍の中「文化を絶やしてはいけない」と、同劇場と地元の舞台制作会社「東洋アミューズ」が共同で始めた。同劇場の舞台を使った収録をプロが通常価格の約10分の1で請け負う。プロジェクトを知った野中さんは「劇場の松の幕の前にお二人が…

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