尼崎脱線事故の車両施設、24年秋完成へ JR西が遺族に説明 社員教育にも活用

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
大阪府吹田市のJR西日本社員研修センター敷地内に建設され、福知山線脱線事故の車両を保存する専用施設(右端)のイメージ図=被害者説明会の資料より
大阪府吹田市のJR西日本社員研修センター敷地内に建設され、福知山線脱線事故の車両を保存する専用施設(右端)のイメージ図=被害者説明会の資料より

 兵庫県尼崎市で2005年4月に乗客106人が死亡したJR福知山線脱線事故で、JR西日本の長谷川一明社長は7日、大阪府吹田市内に建設する事故車両の専用施設を24年秋ごろに完成させると発表した。事故後に入社した社員が半数を超えていることを受け、改めて事故の教訓を20年度中にまとめ、車両と共に社員教育に活用することも表明した。兵庫県伊丹市のホテルで開いた被害者説明会で遺族らに伝えた後、記者会見した。

 JR西によると、専用施設は同社の社員研修センター(約6万8000平方メートル)の敷地内に建設。広さ約1500平方メートル、地上1階地下1階で、天井まで高さが約7メートルある1階に事故車両7両全てを現状のまま「一体的に保存する」。温度と湿度を管理し、社員教育用の映像機器なども設置。早急に着工して23年には車両を搬入し、完成後速やかに社員教育に活用する。

この記事は有料記事です。

残り668文字(全文1044文字)

次に読みたい

あわせて読みたい

注目の特集