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米国の選択

トランプ米大統領が2020年大統領選への立候補を正式に表明し、再選に向けた活動を本格化させた。選挙スローガンは前回から「米国を偉大なままに」と変わったが、訴えの中身は変わらないまま。分断した政治状況の中で、自身の支持層の共感のみを追求するスタイルを貫く構えだ。

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2020年大統領選 バイデン氏、融和訴え 演説で「祝勝ムード」抑制

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 米大統領選は民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)の選挙人過半数獲得が目前に迫った。だが共和党のドナルド・トランプ大統領(74)は選挙結果を否定する姿勢を崩さず、支持者同士の衝突も起きている。こうした中、バイデン氏は演説でも「祝勝ムード」を抑制。社会の分断を抱えたまま苦難のスタートを余儀なくされる新政権の船出を強く意識している。

 「怒りや、相手を悪者扱いする行為は過去のものにしよう。国として一つになり、癒やされる時だ」。6日夜、バイデン氏は地元の東部デラウェア州でのテレビ演説で国民に訴えた。

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