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米国の選択

トランプ米大統領が2020年大統領選への立候補を正式に表明し、再選に向けた活動を本格化させた。選挙スローガンは前回から「米国を偉大なままに」と変わったが、訴えの中身は変わらないまま。分断した政治状況の中で、自身の支持層の共感のみを追求するスタイルを貫く構えだ。

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2020年大統領選 法廷闘争、2000年にも 決着に1カ月以上 集計巡り

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大統領選の結果判明後に握手するブッシュ氏(左)とゴア氏=ワシントンで2000年12月、AP共同
大統領選の結果判明後に握手するブッシュ氏(左)とゴア氏=ワシントンで2000年12月、AP共同

 開票が進む米大統領選で、民主党のバイデン前副大統領にリードを許す共和党のトランプ大統領の陣営は、接戦州で票の集計停止などを求めて訴訟を連発し、徹底抗戦する構えだ。過去の大統領選では2000年に南部フロリダ州での再集計を求めた民主党のゴア候補と、反対する共和党のブッシュ候補が法廷闘争を展開し、決着まで1カ月以上かかった事例があった。

 00年11月7日に実施された大統領選では、保守系のFOXニュースがフロリダ州でブッシュ氏の勝利を報じ、ゴア氏が敗北宣言を出した。しかし得票差が少ないことから、ゴア氏が宣言を取り消す事態に発展。「票差が0・5ポイント以内なら再集計する」というフロリダ州法に従い、翌8日に再集計が始まった。

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