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科学や医療を巡るあらゆる出来事を永山悦子・医療プレミア編集長兼論説室が読み解きます。

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奄美からの学び=永山悦子

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美しい海岸に囲まれた鹿児島県・奄美大島。その歴史は複雑で、琉球や薩摩藩、米軍などに翻弄されてきた=奄美市笠利町の土盛海岸で2020年11月1日、永山悦子撮影
美しい海岸に囲まれた鹿児島県・奄美大島。その歴史は複雑で、琉球や薩摩藩、米軍などに翻弄されてきた=奄美市笠利町の土盛海岸で2020年11月1日、永山悦子撮影

 新型コロナウイルスの流行によって、東京オリンピックをはじめ、さまざまなことが先延ばしになった。その一つが、ユネスコの世界遺産委員会。今年6~7月に開く予定が延期され、来年の委員会で2年分の審査を実施することが今月発表された。

 今年の委員会では、日本が自然遺産に推薦する「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」(鹿児島、沖縄両県)の登録が審査される予定だった。2018年に登録延期を勧告されて涙をのみ、再申請していただけに、関係者はやきもきしていることと思う。

 奄美大島というとアマミノクロウサギが有名で、私も以前訪れたときは森をめぐるツアーなど「自然」中心に歩いた。しかし、調べると歴史に翻弄(ほんろう)されてきた地域であることが分かってきた。

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