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2020米大統領選

2020年11月に行われた米大統領選。共和党のトランプ大統領と民主党のバイデン氏が争い、バイデン氏が勝利した。

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米国は変わるのか…沖縄、そして被爆地で超大国の行方注視する人々

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米大統領選での勝利を確実にし、勝利宣言の会場でガッツポーズする民主党のバイデン前副大統領=AP
米大統領選での勝利を確実にし、勝利宣言の会場でガッツポーズする民主党のバイデン前副大統領=AP

 米大統領選で民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)が当選に必要な選挙人獲得数の過半数に達した。米国は変わるのか、変わらないのか。核廃絶を願う被爆者や在沖米軍の基地問題に詳しい専門家らは超大国の行方を注視している。

沖縄の状況「変化ない」

 全国の米軍専用施設の7割が集中する沖縄県。名護市辺野古では日米両政府が合意した米軍普天間飛行場の県内移設工事も進む。バイデン氏が選挙人の過半数を獲得し、沖縄国際大の佐藤学教授(政治学)は「バイデン政権になっても米中の対立は続き、沖縄が軍事的緊張の最前線に置かれる状況に変化はない」と予測する。

 バイデン氏が副大統領だった2009~17年、民主党オバマ政権は辺野古移設を進める姿勢を堅持した。「オバマ氏の就任時は『基地の整理縮小を求める沖縄の声が伝わるのでは』という期待もあったが、全く伝わらなかった。バイデン氏も同じだろう」と佐藤教授。「バイデン政権は気候変動問題や貿易の面では国際協調路線に戻ったとしても、軍事面では中国への警戒姿勢を崩せない。沖縄にとっては難しい状況が続く」と厳しい見方を…

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