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2020米大統領選

2020年11月に行われた米大統領選。共和党のトランプ大統領と民主党のバイデン氏が争い、バイデン氏が勝利した。

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バイデン次期政権、米経済はどう変わるか 対中関係は? 環境規制は?

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勝利演説の舞台上で喜ぶジョー・バイデン前副大統領(右)と副大統領候補のカマラ・ハリス上院議員=米東部デラウェア州ウィルミントンで2020年11月7日、AP
勝利演説の舞台上で喜ぶジョー・バイデン前副大統領(右)と副大統領候補のカマラ・ハリス上院議員=米東部デラウェア州ウィルミントンで2020年11月7日、AP

 米大統領選で国際協調を重視する民主党のバイデン前副大統領が勝利を宣言し、トランプ政権下でエスカレートした米中貿易戦争は悪化に歯止めがかかる可能性が出てきた。ただ、ハイテク分野などでの摩擦は続きそうで、対立の行方はなお予断を許さない。

ファーウェイ規制継続か 貿易慣行是正は日欧と連携

 「あなたのようなやり方ではなく、同盟国や友好国と連携して中国に国際ルールを順守させる」。バイデン氏は選挙戦終盤の討論会で、トランプ大統領が仕掛けた米中貿易戦争を糾弾した。

 トランプ政権は、知的財産権侵害など中国の不公正な貿易慣行の是正を求め、2018年以降、対中制裁関税を次々と発動。中国側も報復関税で応酬し、約2年にわたる貿易戦争に発展した。その後、米側は追加関税の一部を緩和したが、年間輸入総額3700億ドル(約38兆円)相当の中国製品に対して最大25%の追加関税は維持されたままだ。

 米調査機関によると、18年1月~20年10月の中国製品に対する追加関税額は計670億ドルに上る。バイデン氏は…

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【2020米大統領選】

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