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コロナ下の五輪へ「模試」体操国際大会、3万人プロ野球… 難問は解けるか

防護服を着て来日した中国の選手や関係者ら=成田空港で5日夕(大会関係者提供)

 スポーツの現場で新型コロナウイルスの感染リスクと対策を検証する取り組みが進んでいる。8日には東京都内で海外選手を招いた体操の国際大会と、観客制限を緩和したプロ野球公式戦が行われた。来夏の東京オリンピック・パラリンピックへ道筋をつける試みだが、国内外で感染は再拡大しており、懸念は残る欧州の感染再拡大など懸念材料も立ちはだかる。

除菌シャワーも さながら感染対策の見本市

 会場の国立代々木競技場(東京都渋谷区)は、さながら感染対策の「見本市」のようだった。東京五輪の延期が3月に決定した後、五輪競技では初めて海外選手を迎えた体操の国際大会。選手や関係者の出入り口には全身が除菌されるミストシャワーが設置され、競技フロアでは2台の大型空気清浄機がフル回転していた。

 日本、中国、ロシア、米国の4カ国から30人が参加し、開会式で大型ビジョンに映し出されたのは、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長。「スポーツ大会を安全にできる例となる」。小池百合子・東京都知事、橋本聖子・五輪担当相ら要人が居並ぶ中、ビデオメッセージが流れた。

 大々的な準備と演出は、この大会が東京五輪の試金石となることを物語っていた。成功すれば、五輪実現に勢いがつき、万が一、クラスター(感染…

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田原和宏

毎日新聞東京本社運動部。1972年、奈良県生まれ。教職などを経て2001年入社。06年からスポーツ取材に関わり、福岡、大阪勤務を経て13年から現職。16年リオデジャネイロ五輪では体操、卓球などを担当。東京五輪取材班キャップ。スポーツクライミングなど新競技にも注目する。職業病なのか、「おかしいやろ」が口癖。

円谷美晶

毎日新聞東京本社運動部。1985年、東京都生まれ。2009年入社。北海道報道部、千葉支局を経て、東京社会部では気象庁や東京都庁を取材。18年から東京運動部で五輪取材班となり、体操、トライアスロンなどを担当。高校までの部活動は陸上で中・長距離の選手。いつも皇居周りを走っていた。

松本晃

毎日新聞東京本社運動部。1981年、神奈川県生まれ。住宅メーカーの営業を経て、2009年入社。宇都宮支局、政治部を経て16年10月から現職。柔道、空手などを担当。文学部心理学科だった大学の卒論は「電車の座席位置と降りる早さの相関関係」。通勤に一時間半の今に生きているような、いないような。

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