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東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の記録や復興の歩みを後世に伝えるため、福島県が同県双葉町に整備した「東日本大震災・原子力災害伝承館」=写真=が9月20日に開館し、県内外の人たちが訪れている。原発事故直後の混乱と復興の歩みを後世に受け継ぎ、記憶の風化を防ぐ。
施設は、津波被害を受けた地区に建設された。地上3階建てで、総工費は約53億円。六つのエリアに分かれ、震災や原発事故の発生から復興までの道のりを時系列に沿って紹介している。伝承館開館に向け、県が収集した関連資料は約24万点に上り、そのうち壊れた郵便ポストなど167点が展示された。展示品の中には、事故直後の行政の対応拠点となり、住民の避難情報などが書き込まれたオフサイトセンター(同県大熊町)のホワイ…
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