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稲葉将(パラ馬術)

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「東京大会をスタートとして、選手として活動の幅を広げたい」と語るパラ馬術の稲キャプション葉将選手(日本障がい者乗馬協会提供)
「東京大会をスタートとして、選手として活動の幅を広げたい」と語るパラ馬術の稲キャプション葉将選手(日本障がい者乗馬協会提供)

メダリスト1号になりたい

 パラリンピック競技で唯一動物とともに試合に挑むパラ馬術は、人馬一体となった演技の正確さや美しさを、フィギュアスケートのように競う。日本は2000年シドニー大会から代表選手を派遣し、同大会の個人規定演技で吉田福司(青森県)が6位入賞した。以降の4大会では入賞を逃したが、自国開催となる来年の東京大会では、競技歴約3年ながら急成長する稲葉将(25)に期待が集まっている。

 横浜市金沢区出身の稲葉は、脳性まひで生まれつき両脚が動かしづらい。乗馬は中学入学の直前に、家族の勧めで自宅に近い乗馬クラブで初めて体験した。大学4年生の時に競技を開始。卒業した18年、金融システム開発企業「シンプレクス」(東京都港区)にアスリート雇用され、静岡乗馬クラブ(静岡市葵区)を拠点に、競技にほぼ専念して技を磨く。同年の世界選手権では団体戦10位、個人戦14位の成績を上げた。

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