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減少が心配なイシガメ
ニホンイシガメ(イシガメ)は、現在、開催中の企画展示「守りたい!少なくなった生きものたち」のなかで、野生動植物の国際取引を規制するワシントン条約の対象であることが紹介されています。私の兼務先の県庁部局にも、採集禁止ではないことを確かめる電話があるなど、穏やかでよくなつくこのカメの採集を企てる人たちは少なくないようです。
このように減少が心配されるイシガメは、琵琶湖博物館の一連のリニューアルを経て、展示のなかでは数を増やしました。第1期リニューアル以前には、C展示室の「生き物コレクション」のカメ類は解説パネルだけでしたが、リニューアル後にはイシガメは、クサガメ、ニホンスッポンとともに実物がお目見えしました。また、新たに登場した「田んぼと他の環境を行き来する動物」のコーナーでは、ミナミイシガメを加えた4種のカメたち…
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