「楽しみ」「期待できない」――。バイデン前副大統領の米大統領選勝利を受け、世界からはさまざまな声が上がった。

脱退撤回に安堵感　ＷＨＯ・テドロス事務局長

　世界保健機関（ＷＨＯ）のテドロス事務局長は８日、バイデン前副大統領が勝利を確実にしたことを受け、ツイッターで祝意を示した。トランプ米政権は来年７月にＷＨＯを脱退すると通告したが、バイデン氏はこれを撤回してＷＨＯに残留する意向を示しており、最大の資金拠出国を失う危機を脱した安堵（あんど）感が行間に漂っている。

　テドロス氏は、ＷＨＯとしてバイデン氏らと協力していくことを「楽しみにしている」と述べた。【ジュネーブ共同】