ナゴルノカラバフ紛争「完全停戦」合意 両国首脳署名、露大統領が発表

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ナゴルノカラバフを巡る爆撃で破壊された街を歩く男性=アゼルバイジャン・ギャンジャで2020年10月12日、AP
ナゴルノカラバフを巡る爆撃で破壊された街を歩く男性=アゼルバイジャン・ギャンジャで2020年10月12日、AP

 アゼルバイジャンとアルメニアの係争地ナゴルノカラバフを巡る紛争で、ロシアのプーチン大統領は10日、両国首脳と「完全な停戦」で合意したと発表した。ロシアが平和維持部隊を派遣する。9月の戦闘開始以来、停戦合意は4度目だが、首脳同士の合意署名は初めて。だが、アゼルバイジャン軍がナゴルノカラバフ内部まで攻め込んだ状態で停戦することにアルメニア国内では抗議活動が起こっている。

 露大統領府によると、合意は9日、プーチン氏とアゼルバイジャンのアリエフ大統領、アルメニアのパシニャン首相が署名し、モスクワ時間の10日午前0時(日本時間午前6時)に発効した。アゼルバイジャンとアルメニア人勢力がそれぞれ占拠している地域の間と、ナゴルノカラバフとアルメニア本国を結ぶ連絡路に沿って平和維持部隊が展開し、難民・避難民の帰還や捕虜の交換などを行うとしている。

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