サイ・ヤング賞候補、ダルビッシュの進化はけん制? お股ニキ氏が分析

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ナ・リーグ最多の8勝で日本選手初の最多勝投手に輝いたカブスのダルビッシュ=シカゴで、ゲッティ共同
ナ・リーグ最多の8勝で日本選手初の最多勝投手に輝いたカブスのダルビッシュ=シカゴで、ゲッティ共同

 日本投手初の快挙となるか。米大リーグで投手最高の栄誉であるサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)のナ・リーグ最終候補3人にカブスのダルビッシュ有投手が選出された。右腕は今季8勝3敗で、34歳にして日本投手初の最多勝のタイトルを獲得した。躍進の要因を、ダルビッシュに投球のアドバイスを送る「一般人」として知られ、「データ全分析 ダルビッシュ最強投手論」(宝島社)著者のお股ニキ氏(@omatacom)=ハンドルネーム、本名非公表=に解説してもらった。後半では謎に包まれたお股ニキ氏の素顔に迫る。

「お股ニキ」氏の素顔は後半に

 快進撃の「予兆」は昨年の後半戦にあった。お股ニキ氏は「(ダルビッシュは)去年のオールスター後の成績(13試合で4勝4敗)だけ見たら、バーランダー(アストロズ)やコール(アストロズ、現ヤンキース)並みだった。それを維持できればそれなりにいくとは思っていた」と予想していた。

 お股ニキ氏にとって、ダルビッシュは11種類もの変化球を操る「球の速い超変化球投手」だという。回転軸や変化量などを含め変化球の研究に熱心なダルビッシュと、映像やデータと感性を組み合わせて持論を発信していたお股ニキ氏が最初に交流したのは2015年9月。ツイッター上でのやり取りを経て、ダルビッシュと個人的なつながりができ、アドバイスをするようになった。

 お股ニキ氏が投球で重視している要素の一つが…

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