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目は語る

11月 KING&QUEEN展 歴史の主役、王室の肖像=高階秀爾

「エリザベス1世(アルマダの肖像画)」 Queen Elizabeth I ('The Armada Portrait') by Unidentified artist (c.1588) ⓒNational Portrait Gallery, London

 イギリス、ロンドンのトラファルガー広場にあって多くの美術愛好家を集めている有名なナショナル・ギャラリーのやや裏手に、ナショナル・ポートレート・ギャラリーがある。同じ国立美術館でありながら、ナショナル・ギャラリーが主としてルネサンス以来の西洋美術の名品を中心に、その美術史的展開を辿(たど)るという基本方針に基づいているのに対し、ポートレート・ギャラリーの方は、名称の示す通り、政治、経済、学術、文芸などさまざまの分野の人物に焦点を絞って、その肖像(絵画、写真)を収集、公開している点に特色がある。

 例えば、われわれにも馴染(なじ)みの深い文人、芸術家としては、詩人のバイロンや『嵐が丘』の作者エミリー・ブロンテ、映画女優エリザベス・テイラー、画家のD・G・ロセッティなどがいる。当然イギリス人にとっては畏敬(いけい)と関心の対象である歴代国王、王家一族の人物像は、美術館所蔵品のなかでも重要な部分を占める。

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