美多羅志神社で遷宮 奉祝行事、粛々と コロナで一部中止 「逆境のなか、絆再確認」 鳥羽・答志島 /三重

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20年に1度の遷宮で新しくなった美多羅志神社本殿=三重県鳥羽市の答志島で2020年11月8日、下村恵美撮影
20年に1度の遷宮で新しくなった美多羅志神社本殿=三重県鳥羽市の答志島で2020年11月8日、下村恵美撮影

 鳥羽市の離島、答志島で、答志と和具両地区の島民が氏神として信仰する美多羅志(みたらし)神社が20年に1度の遷宮を迎え、7~9日に奉祝行事が執り行われた。新型コロナウイルスの影響で「密」を避けるため、島民が奉納する演芸や上棟式後の餅まき行事を中止し、奉賛会役員による神事だけが粛々と行われた。橋本好史宮司(74)は「ヒノキ造りの新しい社殿にしていただき、ありがたい。コロナを受け、話し合いを重ねてきた奉賛会のご苦労は計り知れない」と、役員をねぎらった。

 朝から清めの雨が降った7日は、長年、神社総代に奉仕した3組の老夫婦が参道に架かる橋の渡り初めを行った。最年長の中村市冶さん(89)は「この日を迎えられ、うれしい」と目を細めた。続く上棟式では、棟りょうの石倉伸樹さん(50)の「千歳棟(せんざいとう)、万歳棟(まんざいとう)、永永棟(えいえいとう)」と言う声が静寂な境内に響いた。

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