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川辺川ダム計画復活の動き 豪雨への初動、検証が先=平川昌範(西部報道部)

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球磨川の氾濫で広範囲に浸水した熊本県人吉市の市街地。国土交通省は川辺川ダムがあれば被害を大幅に軽減できたとする推計を公表した=同市で7月4日午前11時49分、本社ヘリから田鍋公也撮影
球磨川の氾濫で広範囲に浸水した熊本県人吉市の市街地。国土交通省は川辺川ダムがあれば被害を大幅に軽減できたとする推計を公表した=同市で7月4日午前11時49分、本社ヘリから田鍋公也撮影

 7月の九州豪雨で氾濫した熊本県南部の球磨(くま)川の治水対策として、ダム計画復活の動きが加速している。国土交通省は10月、2009年に計画が中止になった支流の川辺川ダムが仮に建設されていれば被害は軽減されたとの推計を示した。08年に計画を「白紙撤回」した熊本県の蒲島郁夫知事も近く、ダム容認の意向を表明するとみられているが、住民への避難の呼びかけなど当時の関係機関の対応に問題がなかったのか十分に検証しないまま、ダムの効果ばかり強調する国や県などの姿勢には疑問を禁じ得ない。

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