希望新聞

東日本大震災10年へ 被災地の逸品 宮城県亘理町 はらこ飯 親から子へ秋の味

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 あらの煮汁で炊いた白米にサケの切り身をのせ、イクラをまぶす。秋の味覚がつまった郷土料理が宮城県亘理町の「はらこ飯」だ。

 江戸時代に阿武隈川を遡上(そじょう)するサケと新米を合わせて調理し、仙台藩主・伊達政宗に献上したのが始まりとされ、町内では「ふるまい飯」として定着している。味付けは親から子へと受け継がれ、各家庭で微妙に違うのが特徴だ。

 母から作り方を教わった同町の早坂由里子さん(57)は、まずサケのあらを湯通しし、しょうがを加える。その後、しょうゆ、みりん、砂糖、酒とともに2~3時間煮込み、その煮汁と、あらについたサケの身をご飯に混ぜ込んで炊く。サケの切り身とイクラをのせて完成だ。

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