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今季限りで現役引退する阪神の藤川が10日、本拠地、阪神甲子園球場で、巨人戦に引退試合として登板した。2万人超の観衆の前で直球勝負を披露し、22年間の現役生活に終止符を打った。
スタンドに「伝説の守護神」などと書かれたボードが掲げられる中、マウンドに向かったのは九回。最速149キロ、全て直球の12球で勝負し、3者凡退に封じた。試合は0―4で敗れた。引退セレモニーでは時に声を詰まらせながら「最高にすばらしい野球人生を送ることができた」とあいさつ。笑顔でファンに別れを告げた。
高知商高からドラフト1位で1999年に阪神に入団し、2005年のリーグ優勝に貢献。13年から米大リーグのカブスなどでプレー。四国アイランドリーグplusの高知を経て16年に阪神に復帰し、日米通算245セーブを挙げた。【田中将隆】
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