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旧優生保護法を問う

旧優生保護法下で不妊手術を強制された障害者らの記録に関する毎日新聞の全国調査で、強制手術を受けた人の約8割に当たる1万2879人の資料が確認できなくなっていることが判明した。「記録のない被害者」をどう特定し、救済につなげるか。

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「同じ立場の人、勇気を」 名古屋の女性に国、一時金

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一時金が認められ「ほっとした」という長嶋恵子さん(右)と夫啓一さん(いずれも仮名)=名古屋市中区で2020年11月10日、井口慎太郎撮影
一時金が認められ「ほっとした」という長嶋恵子さん(右)と夫啓一さん(いずれも仮名)=名古屋市中区で2020年11月10日、井口慎太郎撮影

 聴覚障害があり、旧優生保護法(1948~96年)下で不妊手術を受けた名古屋市の長嶋恵子さん(70)=仮名=が、被害者救済法に基づく一時金の支給を国から認められた。同市内で10日記者会見し「国が本人の意に沿わない手術をしたと認めたことにほっとしたが、私の人生が戻るわけではない」と苦しい胸の内を手話で伝えた。

 「同じ立場の人に、勇気を持って申請してほしい」との願いから、同じ障害を持つ夫啓一さん(73)=同=と一緒に会見した。代理人の高森裕司弁護士によると、支給認定を受けた人が自ら会見などで意見を発信することは珍しいという。

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