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「バイデン氏のペンシルベニア州当確取り下げ」は誤り 元NY市長ら拡散後、訂正

 バイデン前米副大統領(民主党)が当選を確実にした米大統領選に関し、「米国の主要政治サイト『リアル・クリア・ポリティクス(RCP)』が激戦州ペンシルベニアでバイデン氏の当選確実を取り下げた」との情報が日本語のまとめサイトに投稿され、ツイッターで拡散しているが、誤りだ。この情報はトランプ氏の側近の一人で弁護士であるジュリアーニ元ニューヨーク市長、政権の初代報道官スパイサー氏が先にツイートしたが、RCP創設者が「間違いだ」と否定。スパイサー氏は後に自らの発信を訂正している。【和田浩明/統合デジタル取材センター】

「バイデン氏のペンシルベニア当確取り下げ」2700件以上リツイート

 「当確取り下げ」の誤情報は、まとめサイト「anonymous post」から10日午後4時過ぎにツイートされ、11日朝の段階で2700件以上リツイート(再投稿)され、5600以上の「いいね」がついている。

 この投稿に対しては「バイデン氏にお祝いを送った菅義偉総理大臣など自民党議員達(たち)は信用失墜したかもね」と真に受けたリプライ(返信)があったほか、同様の投稿が続いている。

 これに先行して、英語圏のツイッター上では米東部時間11月9日午後7時(日本時間10日午前9時)前ごろから同様の情報が流れ始めた。フォロワーが99万人以上いるジュリアーニ氏は、9日午後7時51分ごろにこの情報をツイートした。

 この投稿でジュリアーニ氏は「フェイク(偽の)メディアは(ペンシルベニア州の最大都市)フィラデルフィアで30万票以上のおかしい民主票を無効にする訴訟を報道しようとしない。リアル・クリア・ポリティクスはペンシルベニアをバイデン氏(勝利)から取り下げ、勝者未定にした。これは始まりに過ぎな…

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和田浩明

1991年4月入社。英文毎日編集部、サイバー編集部、外信部、大阪社会部を経て2003年10月から08年3月までワシントン特派員。無差別発砲事件、インド洋大津波、イラク駐留米軍や大統領選挙を取材。09年4月からはカイロに勤務し、11年1月に始まった中東の民主化要求運動「アラブの春」をチュニジア、エジプト、リビア、シリア、イエメンで目撃した。東京での中東、米州担当デスク、2度目のワシントン特派員などを経て2019年5月から統合デジタル取材センター。日本社会と外国人住民やLGBTなどの今後に関心がある。

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