露平和部隊が展開、紛争終結 ナゴルノカラバフ 事実上敗北のアルメニアに不満強く

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議会庁舎に入り「完全停戦」での合意に抗議するデモの参加者ら=アルメニアの首都エレバンで2020年11月10日、AP
議会庁舎に入り「完全停戦」での合意に抗議するデモの参加者ら=アルメニアの首都エレバンで2020年11月10日、AP

 アゼルバイジャンとアルメニアの係争地ナゴルノカラバフでは10日の停戦発効を受け、ロシアの平和維持部隊が展開を始めており、約1カ月半にわたる紛争は事実上終結した。ただ、アルメニア側は実効支配地域の多くから部隊撤収を余儀なくされ、国内では不満が渦巻く。ナゴルノカラバフの帰属なども未解決のままで、長期的な安定はまだ見通せない。

 「もしこのまま戦闘を続けていたら、数日のうちにナゴルノカラバフのすべてを失っていただろう」

 アルメニア人勢力が作る「ナゴルノカラバフ共和国」のアルチュニャン大統領は10日声明を出し、停戦合意が苦渋の決断だったことを強調した。アゼルバイジャン軍は…

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