カプコンにサイバー攻撃、情報漏えいか 犯罪集団が声明、大阪府警が捜査
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企業の機密情報を盗んで金銭を要求するサイバー犯罪集団が、大手ゲーム会社「カプコン」(大阪市中央区)にサイバー攻撃を仕掛け、同社の内部情報や個人情報とみられる大量のデータをインターネット上に公開したことが、関係者への取材で判明した。グループは仮想通貨(暗号資産)を要求し、日本時間の11日午前8時までに連絡するよう求めていた。相談を受けた大阪府警が情報収集を進めている。
関係者によると、グループは「RAGNAR LOCKER(ラグナロッカー)」と名乗っている。カプコンのネットワークを攻撃し、同社の顧客や従業員の個人情報、業務情報など約1テラバイト(テラは1兆)のデータを入手したとする英語の犯行声明を9日に公開。取引に応じればデータを消去するとしていた。
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