「事故あったのに10年で逆戻り」 女川原発再稼働「同意」、消えぬ住民の不安

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再稼働の危険性を訴える元漁師の渡辺幸敏さん。地区には地元の若い世代が組織する青年団などが数十年前に設置した「原発反対」の看板がいくつもある=宮城県石巻市寄磯浜で2020年10月21日午後4時24分、百武信幸撮影
再稼働の危険性を訴える元漁師の渡辺幸敏さん。地区には地元の若い世代が組織する青年団などが数十年前に設置した「原発反対」の看板がいくつもある=宮城県石巻市寄磯浜で2020年10月21日午後4時24分、百武信幸撮影

 東北電力女川原発(宮城県女川町、石巻市)2号機の再稼働は、村井嘉浩・宮城県知事が11日、立地の2市町長と会談後に「地元同意」を表明したが、重大事故時の広域避難計画は住民や町・市の議会でも実効性不足が指摘されている。原発近くに暮らす住民の不安は消えていない。

 女川原発から直線で1キロあまり、漁港を囲み住宅が建ち並ぶ石巻市寄磯地区。地区内外をつなぐ一本道に立つ、古びた三つの看板が訪れる人に「原発反対」と訴えかけてくる。設置したのは地区の若者らで作る青年団。地元が原発誘致か否かで揺れた40年以上前に船による反対デモに参加した元漁師の渡辺幸敏さん(80)は…

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