別居親との「面会交流権」制定を 子が初の原告、国を提訴 東京地裁

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東京地裁などが入る庁舎=東京都千代田区霞が関1で、本橋和夫撮影
東京地裁などが入る庁舎=東京都千代田区霞が関1で、本橋和夫撮影

 離婚や別居によって親に会えなくなったのは、国が親子の面会交流権を定める立法を怠ったからだとして、父母の別居時に未成年だった子3人が11日、1人当たり10万円の国家賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。代理人によると、父母が原告となる同種訴訟はこれまでもあったが、子が原告になるのは初めてという。

 訴状によると、原告は0~10歳だった2008~11年、父母の事情によって片方の親と別居するようになった。当初は別居する親と面会できていた子もいたが、同居する親の妨害や別居する親の再婚によって、別居する親と面会ができなくなったとし…

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