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田舎の両親へ。都会で暮らす子どもや孫へ……。
新型コロナウイルスの感染拡大で、価値が見直されたものの一つが手紙ではないか。会えない人に手書きの言葉を届ける。オンラインやメールとは違う気持ちの伝え方なのだろう。
◇
コロナ禍の生活苦で進学をためらう子どもは多い。親を亡くした子の場合は深刻だ。「あしなが育英会」は長年、寄付を続ける「あしながさん」らの善意による奨学金で彼らを支えてきた。
奨学金を受けた学生たちは毎年、あしながさんへ残暑見舞いを出している。薬学を勉強する大学2年生は、家族が病気になったことを機に薬剤師を目指す。
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