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Interview

池澤夏樹さん 人間と神話の世界融合 時代の転換期描く『ワカタケル』刊行

インタビューに答える作家の池澤夏樹さん=東京都千代田区で2020年10月19日、玉城達郎撮影

 実在したとされる第21代雄略天皇の生涯を軸に、日本列島が国家として束ねられていった時代をダイナミックに描く池澤夏樹さんの新著『ワカタケル』(日本経済新聞出版)が刊行された。物語の大筋は、2014年に自ら現代語訳に挑んだ「古事記」に基づくが、時代の転換期に主体的に生きる女性の姿も描かれ、現代人の心を引きつける新しい小説となった。

 主人公ワカタケル(後の雄略天皇)は、暴君であると同時に国家建設者。兄である大王(おおきみ)の死後、その権力を奪い取るため、邪魔になる兄たちを殺し、抵抗する豪族たちを容赦なく武力でねじふせてゆく。「古事記はワカタケルが登場する下巻こそ、人間くささと神話的世界が融合して面白い。現代語訳しながら、これは小説になると思った」

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