東京電力福島第1原発にたまり続ける汚染処理水の処分方法について、国が優位性を強調して掲げた海洋放出案に、海をなりわいの場とする漁師たちが反対している。県漁連の野崎哲会長(66)は「ここで漁業を続けることが第1目標。海洋放出に反対という立場で批判的に見ていきたい」と語る。
――国が「海洋放出」案を前面に出したのが今年2月の小委員会の報告書だ。これに対し、一貫して反対してきた。
◆処理水の安全性は我々の理解の及ぶところではないが、流されれば消費者はかなり心配すると思う。
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