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7月の九州豪雨で氾濫した球磨川の治水対策について、熊本県の蒲島郁夫知事は11日、河川工学の専門家3人から意見を聴取した。豪雨被害の検証委員会で国が示した「川辺川ダムがあれば、人吉地区の浸水面積を約6割減らせた」とする推計について、京都大名誉教授の今本博健さんは「ダムの効果を過大に評価している」と批判した。
独自に豪雨被害を検証した今本さんは、川辺川ダムがあった場合の人吉地区の浸水面積の減少率について「30~40%」と指摘。「ダムがあったとしても、甚大な被害が避けられなかったのは明らかだ」と述べた。
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