欧州連合(EU)欧州委員会は10日、米ネット通販大手アマゾン・コムに対し、同社が運営する「マーケットプレイス」に出品する小売業者の販売データを収集・使用するのはEU競争法(独占禁止法)に違反するとして、違法性を警告する「異議告知書」を送ったと発表した。欧州委はアマゾン側の言い分を踏まえ、制裁金を科すかどうか最終的な判断を下す。
欧州委は2019年7月、アマゾンによる情報収集に問題があるとみて調査を開始した。欧州委によると、アマゾンは出品者の販売状況など非公表データを収集し、売れ筋商品を把握。マーケットプレイス内で自社の販売商品を目立たせるなどして、出品者に損害を与えているとした。
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