宮城・女川再稼働同意 「安全な避難、不可能」 原発の先、寄磯地区

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 東北電力女川原発(宮城県女川町、石巻市)2号機の再稼働は、村井嘉浩・宮城県知事が11日、立地の2市町長と会談後に「地元同意」を表明したが、重大事故時の広域避難計画は住民や町・市の議会でも実効性不足が指摘されている。原発近くに暮らす住民の不安は消えていない。

 女川原発から直線で1キロあまり、漁港を囲み住宅が建ち並ぶ石巻市寄磯地区。地区内外をつなぐ一本道に立つ、古びた三つの看板が訪れる人に「原発反対」と訴えかけてくる。設置したのは地区の若者らで作る青年団。地元が原発誘致か否かで揺れた40年以上前に船による反対デモに参加した元漁師の渡辺幸敏さん(80)は「福島第1原発事故があった…

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