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麺食い・列島味便り

佐伯ラーメン 大分県佐伯市 一線を画す豚骨スープ

1番人気のチャーシュー麺=大分市旦野原の「上海」で2020年10月30日、辻本知大撮影

 豊後水道に面し、豊かな海に恵まれた大分県佐伯市。漁業や造船業が盛んな港町には、肉体労働者が多かったことから、強い塩味が好まれる風土といわれる。そこで生まれたのがパンチがきいたご当地ラーメンだ。

 脂っぽくて味の濃い豚骨スープと中太の麺が特徴。九州・博多の細麺とも違い、にんにくがふんだんに使われる熊本のスープとも異なる。地元のラーメン通は「県南に位置する佐伯市は最近まで交通の便が悪かった。だから、他の豚骨ラーメンとは一線を画す、ガラパゴス的な進化を遂げた」と解説する。

 佐伯ラーメンを提供する店舗は今、市内に約50店あるといわれる。しょうゆ豚骨のスープが基本だが、店によっては、地元産のいりこだしを使った魚介豚骨も楽しめる。

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