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学術会議任命拒否

日本学術会議が推薦した新会員候補6人を菅首相が任命しなかった。極めて異例の事態の背景や問題点を追います。

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学術会議に「強引人事」

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 安倍政権の継承を掲げる菅政権は、日本学術会議の新会員候補6人の任命を拒否した。内閣法制局、検察など独立性の高い行政組織に官邸が介入する強引とも言える人事が、菅政権に継承されている。政治主導、官邸主導の人事を進める意味と弊害を、専門家や介入された当事者に聞いた。

自治機関へ場違いな発動 山本庸幸・元内閣法制局長官

 第2次安倍政権が発足して間もない2013年6月ごろ、首相官邸で開かれた閣議の後、杉田和博官房副長官に呼び止められた。立ち話で「君には7月21日の参院選の後に辞めてもらうことになっている」と言われた。内閣法制局長官は政治任用ポストである特別職の国家公務員なので従うしかないが、後任が法制局の勤務経験が全くない小松一郎駐仏大使(当時、14年に死去)と聞いて本当に驚いた。

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【学術会議任命拒否】

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