「日本はもとより、アジア圏、世界のお客様に楽しんでもらえるアニメ作品を届けるのがミッションだと思っている」
米国発で、2015年に日本でのサービスを始めたインターネットの動画配信大手「ネットフリックス」が近年注力しているアニメ。そのチーフプロデューサーとして、コンテンツの強化に取り組んでいる。先月下旬に東京で開かれた制作発表会では、ヤマザキマリさんの人気漫画「テルマエ・ロマエ」の新作アニメシリーズなど16の作品を今後、配信していくことを明らかにした。「枠にとらわれず、あらゆる表現に挑戦したい」と意気込む。
アニメ制作会社を経て、17年にネトフリに入社。前の会社では「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」の脚本などを手掛けた実績をもつ。自身の経験をふまえ、作品の充実だけでなく、アニメ業界を取り巻く環境を変えたいと願う。アニメ制作会社は個別の契約だと作品ごとに制作費が増減し、スタッフの規模を縮小せざるを得ないケースもあるが、ネトフリは18年以降に国内外の9社と包括業務提携を締結。経営基盤…
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