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ウマ女十番勝負

(5)エリザベス女王杯 幸運を味方に ラッキーライラック

2019年のエリザベス女王杯を制したラッキーライラック=JRA提供

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 デジタル編集部の“真希バオー”こと中嶋真希記者が下半期GⅠシリーズ計12戦を予想します。第5弾は、今年の女王を決めるエリザベス女王杯(阪神2200メートル、15日午後3時40分発走)。無敗の3冠馬が2頭誕生し、アーモンドアイがGⅠ・8勝と記録を塗り替えた。「ここまでGⅠは1番人気が勝っているが、そろそろ荒れるぞ。人気薄で勝負だ」と意気込むのは、競馬担当30年の師匠、松沢一憲記者。さあ、結果はどうなる?【中嶋真希】

 競馬場に行きたい。せめて気分だけでも味わいたい。「鳥千のフライドチキン」「かすうどん」「西海ラーメン」……。競馬場グルメをネットで検索し、画像をながめて楽しんでいたら、「鳥千」の本店が東京・赤坂にあると知った。「これは大変だ。すぐに行かなくちゃ」。金曜の昼、ランチを食べに行った。

「鳥千」本店のランチ=中嶋真希撮影

 青山一丁目の駅から歩いて10分弱。洋館風のおしゃれな外観に驚いた。オーダーしたのは、チキンカツのAランチ。できたてをほおばると、外はサクサク、中はじゅわっと柔らかい。「ああ、この味だよ」と、久々にかみしめた。競馬場のフードコートの、あのにぎやかな風景がなつかしい。

 競馬場にファンが入れるようになって場内の鳥千も再開したが、売り上げは従来の半分以下だという。店を営む平井泉さんは、「再開できただけ幸せ。ファンのみなさんへの恩返しのつもりで営業しているんです」と話す。指定席が当たったラッキーなファンは競馬場で、そうでないファンは本店でランチを食べて応援してほしい。本店は、火曜から金曜の午前11時から午後3時半に営業している。11月26日は臨時休業だから要注意。

 「鳥千のフライドチキン、若いころはよく食べたなあ。年をとって、最近はさっぱりしたものしか食べられなくなったけどさ」と師匠の松沢記者。「競馬場の飲食店は、売り上げ減でどこも大変だ。早く人が戻ってくるといいな」と話す。

 さて、今週はエリザベス女王杯。今年は京都競馬場が整備工事のため、阪神で行われる。「ここ4年は、波乱の傾向を見せているぞ」と師匠。「馬連は12番人気の伏兵馬(シングウィズジョイ)が2着になった2016年に1万3710円と荒れ、その後も8030円、9800円と高配当が続き、昨年も3380円と荒れ気味だった」。近3年は、クロコスミアが3年連続2着で波乱を演出した。今年もクロコスミアのような伏兵馬が飛んでくるのだろうか。

松沢記者の本命は……

 ◎サラキア、○センテリュオ、▲エスポワール、△ラッキーライラック、△ノームコア、△ソフトフルート

 師匠は、ディープインパクト産駒のサラキアを◎指名。「2走前の小倉日経オープン(小倉1800メートル)で約2年ぶりに勝利。続く府中牝馬ステークス(S)=東京1800メートル=で重賞初制覇を果たした。オープンで苦戦していたが、ここ2戦で素質が一気に開花した。3連勝でGⅠ制覇を決めても不思議じゃないぞ」。対抗にセンテリュオ、単穴にエスポワールと、攻めの予想で勝負する。

真希バオーの大胆予想

 「がんばれ!」応援馬券(単勝500円+複勝500円=1000円)

真希バオーの応援馬券

 ◎ラッキーライラック

 この1週間、悩みに悩み続けた。応援したいラッキーライラックは、1番人気になりそうだ。あえて人気薄を狙うべきでは? そう思って、ラッキーに勝てそうな馬を必死で探した。そのたびに、ラッキーの愛らしい表情が脳裏に浮かんでしまう。松永調教師は、今回がラストランになる可能性もあると話している。ラッキーを本命にできるのは、これが最後かもしれないのだ。「応援させてくれて、ありがとう」。そんな思いを込めて、とびきり大きな二重丸を打つ。

 昨年のエリザベス女王杯を勝利してから、香港ヴァーズ(シャティン2400メートル)2着、中山記念(中山1800メートル)2着、そして大阪杯(阪神2000メートル)を勝利。宝塚記念(阪神2200メートル)は馬場が渋って6着に負けたが、今の阪神の馬場ならその心配はないだろう。前走の札幌記念(札幌2000メートル)はノームコアの3着に敗れたが、GⅠを2勝している得意の阪神なら逆転は可能だ。ラッキー(幸運)を味方に、どうか無事に、そして1番でゴールしてほしい。

天皇賞・秋 アーモンドアイが記録を塗り替えた

 東京競馬場で1日に行われた天皇賞・秋は、1番人気のアーモンドアイが勝利し、芝で史上最多のGⅠ・8勝という歴史的快挙を成し遂げた。2着は5番人気のフィエールマン、3着に2番人気のクロノジェネシスが入った。決して楽なレースではなかったが、女王の座をきっちり守り切った。

 大記録がかかった大一番。出走馬が馬場に入ると、主役のアーモンドアイをルメール騎手が「ふーっ」と深い息を吐きながらなでている姿が映し出された。いつもなら、イレ込む馬を上手になだめるルメール騎手が、逆にアーモンドアイをなでることで平静を取り戻そうとしているかのように見えた。ルメール騎手ほどの名手でも……。真希バオーまで、胃が痛くなってきた。

 アーモンドアイはゲートをぽんと出て、3番手でレースを進めた。直線、逃げるダノンプレミアムを捉えると、クロノジェネシス、フィエールマンの猛追を振り切って1着でゴール。ディープインパクトもシンボリルドルフも成し得なかったGⅠ・8勝の大記録を達成した。ルメール騎手の目には、涙が浮かんでいた。

 次は、ジャパンカップで「無敗の3冠馬」2頭と対決する。そして、このレースで引退する予定だ。中2週で挑んだ安田記念で敗れたことからもわかるように、中3週というローテは、この馬にとってはベストな条件ではない。それでも、世紀の対決のために、出走を決めてくれた関係者に感謝したい。

★ ★ ★

 スプリンターズS -1000円

 秋華賞 -1000円

 菊花賞 -1000円

 天皇賞・秋 単勝140円×5=700円 複勝110円×5=550円 払い戻し1250円

 収支マイナス2750円

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