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週刊テレビ評

「沼にハマってきいてみた」 新たな価値を 若者の挑戦=田中里沙

17日の放送は「トランポリン×綱渡り?! スラックライン沼」として、スラックラインを取り上げる。司会の「サバンナ」高橋茂雄さんも挑戦する=NHK提供

 10代は、大好きなものを「沼」と呼ぶそうだ。好きすぎる趣味にどっぷりと浸ることを「沼にハマる」と言う。なるほど。中学生、高校生の感性はユニークだ。透明ではない場所に落ち込んでもがく姿ではなく、大好きな物やことに夢中になる状態。前向きで楽しい。

 NHKの番組宣伝で目にしたEテレ「沼にハマってきいてみた」(月~水曜午後6時55分)は、番組名から趣旨も意図も直ちには理解できず、調べてみたところ、なかなか奥が深かった。番組の愛称は「沼ハマ」。せっかくなので、ハマってみようと視聴した9日の放送回は「ヌマーソニック」という特番だった。今年はたくさんのコンサートや演劇、スポーツイベントがコロナ禍で中止や延期を余儀なくされ、学校行事の多くも中止となった。リアルな学園祭の機会を失われたティーンエージャーたちが、この機会に思い切り楽しもうという挑戦である。

 豪華ゲストとともに、大学生、高校生も一緒にパワー全開。バーチャルで作られた「沼ハマ学園」に、MC(司会)の「サバンナ」高橋茂雄さん、桜井日奈子さんが仮想現実(VR)空間に登場。番組公式サイトから応募参加した視聴者も一緒に、VRライブで盛り上がる。その時々の気持ちを、画面の吹き出しで表現するルールで、中でもここ一番のときには「尊い」と出す。また聞きなれない言葉が……。価値があって、意義深くて、素晴…

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