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三十三間堂に「今様」の響き 後白河法皇が愛した旋律復元 公家の子孫ら奉納

 平安時代末期の権力者、後白河法皇(1127~92年)が愛し、神仏の前で歌った歌謡「今様(いまよう)」が、約800年ぶりに当時の旋律でよみがえった。後白河法皇が創建した蓮華(れんげ)王院(三十三間堂、京都市東山区)で10月、法皇から直接教えを受けた公家の子孫らが復元した今様を奉納した。関係者は「奇跡的な縁が重なって実現した」と感慨に浸った。

 今様は七五調の歌詞に曲を付け、恋や神仏への思いなどを歌うもので、庶民や芸能を生業(なりわい)とした白拍子(舞女)、遊女らの間で流行。後白河法皇も喉を痛めるほど熱中し、集大成として「梁塵秘抄(りょうじんひしょう)」(全10巻)を編んだ。法皇の死後、梁塵秘抄を歌う者はいなくなり、記された楽譜も散逸。800年以上経て現在さまざまな形で復元が試みられているが、旋律は雅楽や創作物が使われることが多い。

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