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「倒れても起き上がる」 女子ボクシング五輪代表が会津若松で贈られたエール

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男子高校生との試合で右ストレートを繰り出す入江聖奈選手(右)=福島県会津若松市で2020年11月14日午後4時4分、三浦研吾撮影

 東京オリンピックに出場が内定している女子ボクシング・入江聖奈(せな)選手(20歳=日体大)と並木月海(つきみ)選手(22歳=自衛隊)らが福島県会津若松市内で合宿を行った。14日は力を入れずに打ち合うマスボクシング大会があり、対戦相手となった地元の高校生らが感銘を受けていた。

スパーリング形式の練習で、真剣な表情でコーチのミットめがけて打ち込む並木月海選手=会津若松市で2020年11月13日午後5時9分、三浦研吾撮影

 女子ボクシングは、2012年のロンドン五輪から正式種目となり、東京が3大会目。今年3月のアジア・オセアニア予選で入江選手はフェザー級、並木選手はフライ級で、それぞれ上位進出し、日本女子初の五輪出場を決めたが、直後に1年延期が決まった。しかし、入江選手は「緊張の糸が緩んだが、時間を無駄にせずに日々強くなろうと思えた。来年開催なら、金メダルを目指して頑張りたい」と前を向いている。

 選手たちは9日から同市の会津工業高ボクシング部の選手と実戦練習を重ねてきた。会津工の安部一哲主将(2年)は「練習の質が高く、付いていけなかった。一発の強さが違った」と驚いた様子だった。

記念撮影する東京オリンピック女子ボクシング日本代表選手とコーチら、会津工業高ボクシング部の選手たち=会津若松市の会津工高で2020年11月13日午後5時41分、三浦研吾撮影

 13日には、会津若松市の室井照平市長を表敬訪問。市長から「倒れても起き上がる」と会津の伝統工芸・起き上がり小法師(こぼし)を贈られた。入江選手は「体は倒れなくても、心が折れかける時はある。起き上がり小法師を思い出してチャレンジし続けたい」、日体大で入江選手と同級生の木下鈴花選手(19)も「起き上がり小法師のように絶対に負けない心を持てるようになりたい」と話した。

 14日の大会で入江選手と対戦し、僅差で敗れた会津工の湯浅和樹選手(1年)は「技の正確さやスピードがすごかった。得がたい経験なので今後に生かしたい」と振り返った。入江選手も「大会に近い実戦練習ができた」と成果を語った。【三浦研吾】

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