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四つの国には熱意を持った人々がいる。四国人(しこくびと)を紹介する。

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/140 廃棄物対策豊島住民会議・事務局長 安岐正三さん 美しい故郷、守り続ける /四国

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産廃の断面の前に立つ安岐正三さん=土庄町豊島で2020年10月21日午前11時22分、潟見雄大撮影
産廃の断面の前に立つ安岐正三さん=土庄町豊島で2020年10月21日午前11時22分、潟見雄大撮影

安岐正三(あき・しょうぞう)さん(69)

 大量の産業廃棄物が不法投棄された豊島(土庄町)で長年住民の先頭に立って闘ってきた。2020年は6月に公害調停の成立から20年、11月に兵庫県警による強制調査から30年となる節目の年となった。産廃の搬出は完了したが、今も不法投棄現場では地下水の浄化作業が続く。「事件はまだ終わっていない」と豊島を見守り続ける。

 豊島で生まれ育ち、大学を卒業後、漁業関係の仕事で南米のスリナムに1年ほど滞在した。当時は治安が悪く水も汚い環境だったが、改めて地元の豊島の美しさに気付かされた。24歳の時に豊島へ戻り約半年後、産廃問題が浮き彫りとなった。

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