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余録

アフリカ・モロッコ沖に浮かぶ風光明媚な…

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 アフリカ・モロッコ沖に浮かぶ風光明媚(めいび)なポルトガル領マデイラ島は「大西洋の真珠」と呼ばれる。ハワイアンに欠かせない楽器ウクレレのルーツでもある。19世紀後半、サトウキビ畑の労働者としてハワイに渡った移民が故郷の楽器を持ち込み、広めた▲コロナ下の「ステイホーム」で、そのウクレレの人気が日本でも高まっている。山野楽器(東京都中央区)によれば、今年6~8月の売り上げは前年同期に比べて2・1倍もの伸びを記録した▲春からオンラインレッスンも開講している東京のウクレレ講師、楠幸樹(こうき)さん(40)によると、9月ごろから、対面レッスンの申し込みが増えている。「易しさが魅力。音が小さく、近所迷惑になりにくい」▲感染予防にも一役買っている。「子どもたちに手洗いの大切さを伝えられないか」。岩手県奥州市のウクレレシンガー・奏者、ツジヤマガクさん(41)が知人を介して小児科医から依頼を受け、手洗いソング「てあらい、そのあとノータッチ!」を作詞、作曲した▲ウクレレの軽快な響きに合わせ「手洗いジャブジャブできたかな?」「できるか否かはキミ次第!」と呼びかける。保育所などにCDを無償で提供し、インターネットの動画サイト「ユーチューブ」では英語版やアラビア語字幕付きも配信中だ▲手軽にポロンとつま弾けるウクレレは、ハワイから海を越えて、世界各地に愛好家を増やした。「巣ごもり」の新しい趣味に、感染防止の助っ人に。コロナの時代に活躍の場を広げている。

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