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コロナで変わる世界

第1部 くらしの風景(その2止) 遠ざかる女性活躍 育児負担、厳しい現実

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 米ミシガン大などの報告によると、今年6月までに世界の医学誌で発表された新型コロナウイルスに関する論文のうち、女性研究者が筆頭著者である割合は、前年に発表された論文と比べて2割近くも落ち込んでいた。女性に家事や育児の負担がより強まったことが背景の一つとみられている。論文数はポストの獲得や昇格につながる。若手・中堅の研究者は任期付き雇用も多く、長期的なキャリア形成への不安が広がる。

 「実験はできませんでした。論文もなかなか書く時間がとれなかった」。東北大学薬学部の佐藤恵美子准教授(40)は、学生がキャンパスに戻り始めた6月までの状況を振り返る。家族で暮らす仙台市内での流行の広がりを受けて、小学1年生の長女と2歳の長男は4月半ばから児童館と保育園に預けられなくなった。家庭内で家事と育児の負担は研究者の夫と「半々」というが、子供たちはいつの間にかママの近くに戻ってくる。「横で子…

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