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ヒバクシャ

2020 川野浩一さん(80) 裏切られても、旗を振る

被爆者5団体と当時の安倍晋三首相(左)の面談の場で、要望書を手渡す際に意見を述べる川野浩一さん(中央)=長崎市で2017年8月9日、矢頭智剛撮影

 <75年 核なき世界はまだか documentary report 264>

首相に異例の直言

 「あなたはどこの国の総理ですか」。異例の問いかけだった。長崎市への原爆投下から72年の2017年8月9日。平和祈念式典に参列するため長崎を訪れた安倍晋三首相(当時)と被爆者5団体の面談の場で、川野浩一さん(80)は首相の目をじっと見つめ、声を震わせた。

 例年は被爆者援護策などをまとめた要望書を首相に静かに手渡すだけだが、この年は怒りを抑えられずに言葉が口をついて出た。「被爆者の願いがようやく実って核兵器禁止条約ができた。私たちは心から喜んでいます。あなたは私たちを見捨てるのですか」

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