来年元日の第65回全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝、群馬)の予選を兼ねた第59回中国実業団対抗駅伝競走大会は15日、広島県世羅町のせら文化センターを発着点とする7区間80・8キロのコースで行われ、日本製鉄瀬戸内が5位に入り、21年ぶりに全日本大会の出場権を獲得した。
日本製鉄瀬戸内が元日へ夢をつないだ。呉製鉄所(広島)の閉鎖に伴い、現在のメンバーでの駅伝は今年度で最後になる可能性が高いが、5位で全日本大会への切符をつかんだ。2区を走った主将の藤井貴大は「最後に頑張っている姿を見てもらい、喜んでもらえたら」と思いをはせた。
中国予選はマツダ、中国電力、JFEスチール、中電工が「4強」だが、日本製鉄瀬戸内は1区の江浪修平が4位の中電工と6秒差の5位で上々の滑り出しを見せた。これで流れに乗り、7人のうち6人が区間5位と大崩れしなかった。藤井は「みんな想定タイム以上の走りができた」と満足そうに話した。
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