「日本代表」に選ばれた感慨 アカデミー賞出品「朝が来る」河瀬直美監督

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舞台であいさつする河瀬直美監督=組画提供
舞台であいさつする河瀬直美監督=組画提供

 東京五輪の公式記録映画の監督でもある河瀬直美監督の最新作「朝が来る」の公開を記念した舞台あいさつが先月31日、大阪市内の映画館であった。河瀬監督が登壇=写真右。コロナ禍で公開が遅れた経緯を振り返り、「映画館で皆さんに見てもらえて感無量」と話した。

 また第93回米アカデミー賞の国際長編映画賞の日本代表作品に選ばれたことを観客に報告し、「初めてのことで、うれしい。五輪の日本代表選手たちを撮影する予定だが、自分も日本代表になれた」と笑顔を見せた。

 「朝が来る」は直木賞作家、辻村深月さんのミステリー小説が原作。「特別養子縁組制度」を取り上げ、男の子を養子として迎えた夫婦、中学時代に望まない妊娠・出産を経験する男の子の実母らの交錯する人生をドキュメンタリータッチを生かし、丁寧に描いている。河瀬監督が撮り続ける奈良も舞台の一つだが、物語は東京や広島など各地で展開し、カキ養殖のいかだが浮かぶ広島の海沿いの風景なども印象的に撮影されている。

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