秋季高校野球

秋季都高校野球大会 東海大菅生「夏秋連覇」 日大三に6-1で快勝 /東京

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 来春のセンバツ出場校を選ぶ際の参考となる秋季都高校野球大会(都高等学校野球連盟主催、毎日新聞社など後援)は15日、神宮球場で決勝があった。東海大菅生が6―1で日大三に快勝し、6年ぶり3回目の優勝を飾った。全国高校野球選手権の東・西東京大会に代わる独自大会で東京ナンバーワンに輝いた今夏に続く快挙。序盤からリードを奪い、終盤にも追加点を挙げて危なげない試合運びを見せた。【井川諒太郎、川村咲平】

【日大三-東海大菅生】優勝を決め喜ぶ東海大菅生の選手たち=神宮球場で、西夏生撮影 拡大
【日大三-東海大菅生】優勝を決め喜ぶ東海大菅生の選手たち=神宮球場で、西夏生撮影

本田の制球光る

 東海大菅生が終始試合の主導権を手放すことなく勝利を飾った。一回に堀町の左前適時打で先制すると、二回は先発左腕の本田が自らのバットで適時二塁打を放って加点。七回は小池の適時打などで4得点を挙げて試合を決めた。本田は制球が光り、継投も決まった。日大三は二回途中から登板した宇山が粘りの投球を見せ、野手陣も再三の好守で食らいついた。五回に安田の適時二塁打で1点差に迫ったが、七回に突き放されて力尽きた。

宇山「成長できた」

 ○…2点を奪われ、なおも二塁に走者を背負う二回のピンチにマウンドを託された日大三の宇山翼投手(2年)。背番号10の左腕は「変化球が良かった」と後続を打ち取り、味方打線の援護を待った。だが、七回に自らの暴投などで4失点。甘く入った直球で適時打を浴び「ピンチに粘れなかった」と悔しさをにじませた。

 不調の主戦投手の分も活躍し、チームを決勝に導いた今大会。成長できた実感は確かにある。「体を大きくして背番号1を目指したい」と今後を見据えた。


福原聖矢捕手 拡大
福原聖矢捕手

 ■ズーム

巧みなリードで貢献 東海大菅生・福原聖矢捕手(1年)

 1年生にして正捕手。U―15(15歳以下)日本代表の経験を引っさげて沖縄から野球留学し、周囲の期待も大きい。この日も巧みなリードで相手打線を2安打に抑えるなど、チームの「夏秋連覇」に大いに貢献した。

 低めの球でゴロを打たせる――。前日夜、主戦の本田峻也投手(2年)と相手チームの動画を見ながら練った作戦だ。うまくはまって本田投手は7イニング失点1。前日の準決勝で不調だった先輩の好投を引き出した。

 自慢の肩で、六回には一塁走者をけん制球で刺した。4点を追加した七回の攻撃では、右前打を放ってチャンスを広げた。捕手ながら足もあり、今やすっかりチームに欠かせない存在となった。

 U―15以来の仲で寮の同室という本田投手と、甲子園でもバッテリーを組みたいと願う。だからこそ、この日の勝利は「うれしい気持ちでいっぱい」という。「甲子園で活躍したい」との思いを胸に、さらなる飛躍を目指す。【井川諒太郎】


 <神宮球場>

 ▽決勝

日大三

  000010000=1

  11000040×=6

東海大菅生

〔都内版〕

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