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津和野町の木部(きべ)地区を舞台にした映画「エンターテイナー」(62分、白黒)の上映会が15日、同町中川の木部小体育館であり、地元住民ら約120人が鑑賞した。2年半前に東京から同地区に移住したミュージシャンで映像クリエーターの桑原宙(そら)さん(46)が製作し、出演者の大半は地区の住民。「大人になってもワクワクすることってあるの?」という作中のセリフに応えるように、音楽や踊りの楽しさにあふれる銀幕を披露した。【萱原健一】
映画は劇作家志望の少年が旅芸人との出会いを通じて夢に向かって成長するひと夏の物語。同地区はかつて鉱山で栄え、映画や大衆演劇をかける劇場もあったが、1971年の閉山後は過疎化が進んだ。地区の変遷を見つめつつ「青春はつかの間、ホンモノを見て来いよ」「歩き出さにゃあ音は出んのじゃ」など若者へのエールが込められている。
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