トランプ氏任期中にアフガン完全撤退説 「削減懸念」の国防長官解任で

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エスパー米国防長官=2020年10月6日、AP
エスパー米国防長官=2020年10月6日、AP

米国のトランプ政権が来年1月中旬までの任期中に、アフガニスタンに駐留する米軍約4500人の完全撤収に向けた動きを加速させるとの観測が出ている。駐留米軍削減への懸念を示していたとされるエスパー国防長官の解任が明らかにされたことがきっかけだが、現実味があるのか。

代行「今こそ家に帰る時だ」

 トランプ氏は9日、エスパー国防長官を解任することを明らかにした。米紙ワシントン・ポストは「エスパー氏が解任前にホワイトハウスに、機密メモで駐留米軍の更なる削減への懸念を伝えていた」と報道。一部で解任は米軍完全撤収への布石との見方が出た。

 エスパー氏の解任を受け、国防長官代行に就いたミラー氏が13日、職員向けのメッセージで、アフガンなどを念頭に「すべての戦争は終わらなければならない。今こそ家に帰る時だ」などと述べたことも、こうした観測を補強した。米CNNはミラー氏の上級顧問に、アフガンからの米軍撤収を主張してきた退役陸軍大佐のマグレガー氏が就任すると伝え、米メディアは一連の人事が、「アフガンからの米軍撤収を加速させる」可能性を報じている。

 トランプ氏はこれまで一貫してアフガンからの米軍撤収に意欲を示してきた。2…

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